【平成17年度歌会始】
投票総数26票 厳正なる審査の結果 下記の3首に決まりました。 
優秀賞の方々には ささやかな ほんとにささやかな記念品がのちほど届きますのでお待ち下さい。 

** 最優秀賞 **


25. hika

『うつむきて歩む足止め 振り向けば
春の陽ざしの 笑顔ありけり』



** 優秀賞 **

5.うぉん
 『迷っても 始めの一歩 踏み出せば 
   二歩目がちゃんと ついてくる』



** めでたい賞 **

13. しおん
 
 『これからの 人生ともに 歩むひと
   巡りあえたは ほんに幸せ』



***   審査委員長 講評 ***

平成17年度 歌会始 皆様のご参加ありがとうございました。
今回hikaのご詠歌が最優秀賞に輝きました。 
hika 様 おめでとうございます。

うつむきて歩む足止め 振り向けば
春の陽ざしの 笑顔ありけり

心があったかくなる歌で、皆様の共感を集めました。
hika様のお人柄が伝わってきますね。

 今回のお題、宮中歌会始のそれあわせて「歩」でしたが、
実行委員長のしぇらとも、かなり難しいねと話しておりました。
しかしながら皆様立派に詠んでいただき、あらためて皆様の力量に
感銘を受けております。

 おちゃらけ審査委員長の立場からいいますと、「歩」はたしかに
ぼけ、語呂合わせが難しく、受け狙いの歌が少なかったのが少し
残念ですが、そんななかで今回、こずの

歩く向き 変えたらとても 寒かった・・

 は、読み返すたびに こず のなんともかわいらしいキャラクター
が伝わってくるようで 時に爆笑、時に にやりと、そして時には
深く裏の意味を考えさせられたことを お伝えしておきます。

今回2回目でしたが、3回目、4回目と益々レベルアップを図りながら
わいわいとやっていければと思っておりますことをお伝えして、
講評とさせていただきます。

うぉん



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○ 歌会始の詠進要領(平成17年) 

平成17年ら〜ら歌会始のお題は これでした^^
 平成17年は宮中のそれと同じ、



  「歩み」

です。(注)お題は「歩み」ですが,「歩」の文字を使用していれば「歩道」,「進歩」のような
音読みでも,また,「歩む」,「歩く」又はこれらの活用形でも差し支えありません。
 俳句、川柳、都都逸何でもあり!です。 

例:「君と歩く 凍てつく街の夕闇に電飾輝く 港の聖夜」(2001年12月14日第1回オフ会にて)


応募作品( コメントは by him/herself )

    うぉん  1.  『河川敷 夕闇迫る 遊歩道 言うほど UFO飛んでない』

              出だしまともだったのに、ついつい語呂合わせに走ってしまう。。。
  
        shera  2.  『木の道を sheraが歩くと 大騒動 ヒール片手に 裸足でぺたぺた』
              みなとみらいの道をあるくとき なぜかsheraは裸足です(謎)
               
    ひろりん 3.  『表見て 裏も見ては 悲しくも 歩む姿ぞ 人生の波』
        
    うぉん  4.  『瞬く間 詠進ページが できていて 日々の進歩に 頭を垂れる』

    うぉん  5.  『迷っても 始めの一歩 踏み出せば 二歩目がちゃんと ついてくる』
             ↑
           始めの一歩の反応が遅いと踏み込みの足りないタックルになって敵を倒せません!
           右? 左? 迷うな! 一歩前で止めろ! ってそういう歌だったのかい、これ。
      
    うぉん  6.   『肉離れ 痛む右足 引きずって 歩く坂道 日暮れて遠し』


    うぉん  7.   『寒い朝 駅までの道 さぁどっち? 歩くなら右 バスなら左』
             ↑
           さぁ 迷わずに一歩踏み出そう!たかだか10分ちょいのところ
           バスに乗っちゃったら渋滞で結局歩いたほうが早ぇじゃねぇか!

    Nakachan  8.  『躍る葉を 供に歩めり 並木道』

        うぉん  9.  『駄作だと 悩むことこれ 進歩なり』
           (・3・)〜♪

     Nakachan 10. 『人生の 歩みの先の みちなるは 知られざるなり 路にはあらず』

           路と未知の懸詞ですネー
           第五句が気に食わないけど暫定版

    ひろりん 11. 『はいはいが よたよた歩く 孫の足』

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    しおん  12. 『父と歩む 晴れの舞台に 思いはせ 白きドレス 選ぶは楽し』

         13. 『これからの 人生ともに 歩むひと 巡りあえたは ほんに幸せ』

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    うぉん  14. 『流星群 空を眺めつ 歩きおり けっつまづいて 目から 流星』

    escells   15. 『桜色 踊る言の葉 春の香に 歩みはじめる 寿ぎの門』

    うぉん  16. 『 家路へと 続く坂道 歩み止め 見上げるツリー 冷気に映えて』
           ツリーを ふと立ち止まって ながめたことだなぁ と解釈したあなたは
            甘い!
           はぁ はぁ ぜぇ ぜぇ、坂道しんど〜〜〜 おっと ツリーに灯が。
           これを眺めてる振りして一休み〜〜〜。

    うぉん  17. 『 冬至南瓜 食みつつ思う 歩み来し 半生まさに ドジ!カボチャ!』
           ん〜〜出だしマジだったのになぁ。。。。。

  
    kururu  18. 『新しい 人生目指し 第一歩 前後左右に 支えの手』
           いろんな人の暖かみを感じております。いつも有り難う。

    ひろりん 19. 題 年輪
             『丸い背を いたわりながら 小言聞く 母親らしい 歩みの姿』 
           

    Nao太郎  20. 『歩幅はね みんなそれぞれ 違うけど 
                            焦らずいこう 自分のペースで』
           2005年初登場^^初宿題もかねてます^^

          20’ 『歩幅はね みんなそれぞれ 違うから 
                            焦らずいこう 自分のペースで』
             推敲ed by うぉん 
              けど と から ・・・ (別室参照^^)    
 
    こず   21. 『歩く向き 変えたらとても 寒かった・・・』
           回れ右したら・・・なんで?ってぐらい寒くて・・・

    shera   22. 『もっとうえ すすむためだと おもえども 
                   あゆんだ石段(きざはし)きえゆく母校』
           きざはし とは 校歌にもうたわれているいまにもこわれそうな石段
           これを毎朝かけ登って(もちろん遅刻寸前で)学校へといくのであった・・・


    ひろりん 23. 『進歩する 行動力の 早業を 右往左往に 追い掛ける母』
    

    Nao太郎  24. 『くらやみも きっと光は見えてくる 信じ続けて 歩いていこう』


    ひか   25. 『 	うつむきて歩む足止め 振り向けば
                              春の陽ざしの 笑顔ありけり』
           落ち込んだとき、悲しいとき、悩んだとき、迷ったとき・・・
           とっても孤独を感じたりするけれど、実は一人じゃない
              →コメントの続きは 別室のほうをご覧下さい^^

 
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